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Harukiのスマブラなどブログ

スマブラ(for)やスマブラ系Webサービスについて書いていきます

スマブラの大会を開くうえで最低限注意すべきこと

この記事は、「スマブラ大会を開きたいんだけど、どうしたらいいんだろう」という人向けに、最低限ここだけは抑えておくべきところを書きました。例えば、大学の文化祭で大会を開きたいと思っている人に参考にしてもらいたいと思っています。筆者自身は大会運営者でもなんでもないため、あくまで参加者目線という形になります。

単に「スマブラ大会」と言っても形態は様々です。そもそもスマブラというゲームはパーティゲームなので、他の格ゲーと違ってルールの自由度がかなり大きいです。ルールによってみんなでわいわい楽しむパーティゲームになることもあれば格闘ゲームのような競技性の高いゲームにもなります。

この記事では、パーティゲームとしてのスマブラ大会と、競技としてのスマブラ大会の両方について解説します。

ちなみに、私自身はスマ4がメインなので、スマ4寄りの説明になってしまっていますが、どのスマブラでも共通する部分が多いと思います。

参加者層はどこか

まず、大会を開くにあたって、参加者層を決めましょう。簡単に言えば「大人から子供までワイワイ楽しむ大会」にするか「ガチ勢たちが真剣に優勝を目指すような大会」にするかを決める必要があります。 前者であれば、ルール等はそこまで細かいことを気にする必要はありません。逆に、後者のようなガチ勢向け大会を開きたい場合には、ルールや設備などをなるべく細かく決める必要があります。

大会を広める

参加者層に関わらず、Twitterが一番効果的でしょう。ガチ勢向け大会を開く場合は、有名人にリプを送ってRTをお願いするなんてのも有りでしょう(実際にやってくれるかは別ですが)。

参加者登録をする

あまり大掛かりな大会でない場合は当日受け付けでも十分かもしれませんが、事前に人数を把握できるというメリットから、当日受付よりも事前にインターネットで受付登録をするのをオススメします。スマ4の大会ではこくちーずというサービスがよく使われています。多くの大会では、出場者とは別に見学枠を用意しているようです。

必要な設備を用意する

会場の設備とは、具体的には言うと

  • 場所(公民館、大学の教室など)
  • スタッフ
  • モニター
  • ゲーム機本体
  • (コントローラー)

などです。会場の広さとモニターとゲーム機の台数によって、参加者数が決まるという感じになるかと思います。日本国内の大会では、モニターは運営側が用意し、ゲーム機本体は参加者に持ち込んで貰うという形が多いです。ただし、ゲーム機本体はそれなりの重さなので、持ってきてもらった参加者には何らかの優遇措置(参加料割引、抽選優先など)をすると集まりやすいかもしれません(それでも結構難しかったりするのですが…)。

ここで注意が必要なのがモニターの遅延です。簡単に言うと、ボタンを押してから実際にその入力が反映されるまでの時間がモニターによって異なるということです。大学などにあるモニターはゲーム向けでないため多少の遅延があることが多いです。特にガチ勢はかなり気にする要素なので、ゲーム用のモニタを用意するのが一番良いですが、できなければ最低でもモニター情報(型番等)を事前に公開しておくのが望ましいでしょう。

ちなみに、WiiUの場合はゲームパッドで出来るじゃないかと思われるかもしれませんが、さすがにディスプレイが小さいので避けたほうが良いでしょう。大会とは無関係なフリー台としてなら有りかもしれません。

ルール

決める要素としてはステージ、アイテム、時間/ストック制、人数(1対1か、4人制か)などがあります。ワイワイ系の大会向けルールとガチ大会向けルールは大きく異なります。

ワイワイ系の大会向けルール

ワイワイ感を出すなら、

  • 時間制(3分以上?)
  • アイテム有り
  • 4人制(もしくはそれ以上)
  • ステージランダム(ただしいくつかの不向きなステージは消す)

あたりがいいでしょう。ステージはランダムで基本的にどのステージでもいいですが、広すぎるステージは盛り上がりに欠ける可能性があるので避けたほうが良いかもしれません。(スマ4だとエンジェランド洞窟大作戦、75mはやめたほうが無難)。アイテムは全部有りでいいでしょう。

トーナメント形式は敗者復活ありでもいいですし、なしでも良いでしょう。1本先取で、4人制なら上位2人が次の試合に進出くらいにするとよさそうです。

ガチ大会向けルール

最も簡単かつ無難なのが、既にあるガチ勢向けの大会ルールをできるだけそのまま使ってしまうことです。スマ4ではウメブラスマバトスマブラDXではMaster HandBattle Gateway等があります。
ステージ等の細かいルールはこれらのページを見ていただくとして、以下ではいくつか注意すべきことをピックアップします。

何本先取にするか

一番無難なのが2本先取です。1本先取だと運ゲーとか言われたりして嫌われます。逆に、3本先取だと最大5試合することになり、進行が長引く恐れがあります。基本的に2本先取、準決勝や決勝のみ3本先取にしてもよいかもしれません。

トーナメント形式はどうするか

大きく分けて以下の要素があります。

リーグ戦による予選を有りにするか

リーグ戦による予選は、弱い人でもすぐに敗退することがないというメリットがあります。ただし、時間が多くかかってしまうというデメリットがあります。国内の多くの大会では、リーグ戦のみ1本先取にするということが多いようです。1つのリーグを4人くらいにすればそこまで時間は掛かりませんが、時間が無い場合(または台数が少ない)場合はリーグ戦無しでトーナメントのみにするのがよいでしょう。

シングルイリミネーション(いわゆる普通のトーナメント)にするか、ダブルイリミネーション(簡単に言うと敗者復活戦有り)にするか

ダブルイリミネーションにすることを強く勧めます。上で挙げた大会は全てダブルイリミです。シングルイリミネーションは参加者の満足度がかなり低いという印象です。時間の都合などでダブルイリミネーションにできないならば、ガチ勢向け大会は諦めましょう。そのくらい重要です。もしくは、対戦会や交流会のサブイベントとしてシングルイリミのトーナメントを開くという手もありますが、いずれにしてもメインイベントでシングルイリミネーションはオススメできません。

システムが若干複雑で、大会に掛かる時間もシングルイリミネーションに比べてかなり掛かってしまいますが、challongeというWebサイトを使えばそこそこ簡単に作れるのでおすすめです。英語なのがネックですが、検索すれば使い方も出てくると思います。
他のスポーツでは馴染みのないダブルイリミネーションというシステムですが、ゲームの大会ではどちらかと言えばこちらが標準です。

それと、同じ敗者復活制でも、「オリジナルの敗者復活制」みたいなのはオススメしません。即席でシステムを作ると穴ができることがあるからです。例えば、負けたほうが得をするようなシステムになり、試合が始まった途端にどちらが先に自殺するかの勝負になってしまったり…(それはそれで楽しそうですが)。challongeを使った敗者復活システムは多くの大会で使用されている完成度の高いシステムなので素直にそれを使うのがよいでしょう。

シードをどうするか(ガチ勢向け大会のみ)

ワイワイ系大会ではあまり考える必要はありませんが、ガチ勢向け大会ではシードについても考える必要があります。とは言え、ルール等とくらべて優先度は低めではありますが。 簡単に言えば、強い人同士が最初の方で当たらないようなトーナメントを作ればよいのですが、実は結構難しい問題です。スマブラ界にはテニスやサッカーのようなプレイヤーランキングのようなものが存在しないことがあり、「誰が強いか」を決めるのが難しいのです。 スマ4にはウメブラがシード用にランキングを作成しているので、これを参考にするといいかもしれません(ただし、このランキングはウメブラの結果に比重を置いているので若干歪みがある)。DXには現時点ではありませんが、作ろうという動きはあるようです。他のシリーズはちょっとわかりません…

シード人数は、参加者人数の20% ~ 30%くらいでしょうか。32人なら4~8人、64人なら8~16人くらいをシードプレイヤーとして、他のプレイヤーはランダムにするという感じかな…?このへん正直良くわかってないです…いずれにしても完全ランダムだと優勝候補者が1回戦で当たるような"ヤバい"トーナメントが出来てしまう可能性があるのでできれば避けるべきでしょう。

賞品

賞品に関しては「無しにするのが無難」という結論になります。
ここらへんは、賭博法に触れるという意味で重要な部分で、かつ私自身があんまり詳しくないので、下手に色々書くのはやめておきます。大会の形式や賞品によっては法律に触れてしまう可能性があるので、どうしても賞品を用意したいならばしっかりと調べておく必要があります。実際のところ、賞品の有無によって参加人数が変わることはそんなに無いと思うので、特別な理由がない限りはナシにするのが無難でしょう。

ルール等を事前に公開する

いずれの参加者層にするにしても、ルールや環境は事前に公開するのが望ましいです。事前に公開しておけば、「来てみたら思ってたのと違くてがっかり」という事態を避けることが出来ます。
日程や場所はもちろん、先述したモニター情報などの設備もかなり重要な情報です。できるだけ細かいところまで公開しておくと参加者が安心して参加できるでしょう。

詳しい人に協力してもらう

以上から分かるように、ガチ勢が満足する大会を開くのはかなり大変です。そのため、スマブラに詳しくない人だけで色々と考えてしまうのはかなり危険です。また、他のスポーツの常識をそのまま持ってくると痛い目にあってしまうでしょう。例を言うと、シングルイリミネーションは他のスポーツでは一般的な方法ですが、スマブラ大会においては好ましくありません。運営には、最近のスマブラ大会出場運営経験のある人が1人は欲しいところ。いない場合は、詳しそうな人に協力を頼むのがよいでしょう。

終わりに

色々書きましたが、私が言いたいことをまとめると

  • ワイワイ系大会ならあんまり細かいことは気にするな
  • ガチ勢向け大会は下手に開くとTwitterで色々言われるぞ
  • 2本先取にしろ。ダブルイリミネーションにしろ
  • 詳しい人に協力してもらえ
  • がんばって

です。

私自身はあくまで参加者なので、何か足りないところとかあればぜひコメントくださいな。